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プロセス



前回のブログ更新から約2年ぶり...
超ご無沙汰しておりました..。
おかげでブログの更新の仕方がよく分からないです..^^;

富士山麓へは以前より行く回数は減りましたが、
月に1,2回は行っております。
富士山撮影を本格的に始める様になってから11年目に入りましたが、
腕も上がらず撮る写真は相変わらずなものばかり...

それでも今回、第24回富士山写真大賞に2年ぶりに末席ながら入選できました。
これで3度目(19回優秀賞、22回5位)本当に嬉しいです!
そもそも富士山撮影を始めたきっかけは、話せば長くなり過ぎてしまうので
簡単に説明しますと家族旅行で富士山へ行った時にみた富士山の雄大さに圧倒された事がきっかけでした。
それから、ちょくちょくと富士山麓へ出かける様になりました。
とは言え、今ほど頻度はなかったのですけどね。
ある日、カミサンと河口湖のペンションへ泊った時に
そこのオーナーがよかったら観に行ってみませんか?
と、くれたのが第14回富士山写真大賞展のチケットだったのです。

まずは全倍サイズで展示された数々の作品の素晴らしさ圧倒されたというか?凄く感動しました、
中でも銀賞受賞したK氏の作品『暁に映ゆる』には、体が震えるくらいの感動を覚えました。
どうしたら、こんなに素晴らしい写真が撮れるのか???
いつか、ここへ自分の撮った写真を飾ってもらいたい!
それから本格的に撮影が始まりました。
当時は今ほど知識もなく試行錯誤の連続(今も変わらないか?)
応募できるような写真は、なかなか撮れなくてねぇ..
初めて応募出来たのは翌々年くらいだったかな?もちろん見事に落選..^^;
その後も、2回くらい続けて落選...
初入選できたのは第19回でした、しかも優秀賞!心底嬉しかったなぁ~

前置きが長くなりましたが、今回、入選できた作品について紹介したいと思います。
この日(2023年7月中旬)、当初の予定では富士宮で地球照の月と富士山を撮る予定っでしたが
現地近くになったら富士山は雲隠れ...
参ったなぁ~なんて思い、何処へ行くか迷いながらライブカメラを見たら
5合目より上は富士山が見えていいる!
三つ峠?でも日の出までにあまり時間がなく間に合いそうになかった...
迷いに迷い思い浮かんだのが御殿場口登山道..
向かった理由は、登山者と星の光跡、それに赤富士が撮影できるかも?
兎に角、黎明までに時間がなかったので駐車場に着き
すぐにパックにカメラ機材を詰め込んで、目的地まで、ど汗をかきながら一気に登りました..w
御殿場口登山道は山頂までの距離が長いのと山小屋が少ないから普段は登山者が少ないのですが
この日は3連休の初日とあってか?結構な登山者がいたのと、あの時間帯に何故か?
既に下山者がいて、そのライトの光跡が上手く入って、入選作品の写真が撮れました。
作品は15分間のバルブ撮影ですが、星の光跡をもう少し伸ばしたかったので20分くらいにしたかったのですが
もう東の空が明るくなり始めていたのでバルブ時間を短くしたのです。
結局、星の光跡をいれて撮影できたのは2枚だけ...
その後は、満開のイタドリの花なんかを撮影して下山しました。^^

これが今回、入選できた作品が出来るまでのプロセスです..。
はっきり言って、とても上を狙えるような作品ではなく、地味で一般ウケはしない作品ですが
僕の中では、とても気に入ったので応募することにしたのです。
そんな作品が入選できたので、本当に嬉しく感謝しています。

先月、富士山写真大賞の授賞式もあり(今回が初めて)それに審査委員長の山岳写真家:三宅岳氏の
ギャラリートークもあり、とても楽しく分かりやすく、今後の撮影のヒントとなりました。
今回の富士山写真大賞の入選作品が写真集となり河口湖美術館にて販売されています。
2023年3月24日(日)まで開催されています。



出来たら全倍サイズで観てほしいです、暗い部分に砂礫や植物も写っています
プロセス_b0249832_07005237.jpg

撮影出来たのはこの2枚だけ、こちらは星の光跡も登山者の光跡も構図もイマイチですね
この写真でしたら応募してませんでした...^^;
プロセス_b0249832_07021189.jpg
イタドリの花が満開で奇麗でした
プロセス_b0249832_07065775.jpg
プロセス_b0249832_07072516.jpeg






# by soran92 | 2024-02-17 07:30 | I LOVE FUJIYAMA | Trackback | Comments(0)